H28年度政府によるGHS分類結果 正誤表
分類結果 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 注意書き 分類根拠・問題点 分類結果 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 注意書き 分類根拠・問題点
H28-A-035, C-082A
ジブタン-1-イル=ホス ホナート
1809-19-4 急性毒性(経皮) 区分4 感嘆符 警告 H312: 皮膚に接触
すると有害
P280: 保護手袋/ 保護衣を着用する こと。
P302+P352: 皮膚に 付着した場合: 多 量の水と石鹸で洗 うこと。
P312: 気分が悪い 時は、医師に連絡 する。
P321: 特別な処置 が必要である(この ラベルの...を見 よ)。
P362+P364: 汚染さ れた衣類を脱ぎ、再 使用する場合には 洗濯をすること。 P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
ラットのLD50値として、2.0 mL/kg (比重0.98685を用 いて換算したLD50値:1,974 mg/kg、PATTY (5th, 2001)) との報告に基づき、区分4とした。
区分4 感嘆符 警告 H312: 皮膚に接触
すると有害
P280: 保護手袋/ 保護衣を着用する こと。
P302+P352: 皮膚に 付着した場合: 多 量の水と石鹸で洗 うこと。
P312: 気分が悪い 時は、医師に連絡 する。
P321: 特別な処置 が必要である(この ラベルの...を見 よ)。
P362+P364: 汚染さ れた衣類を脱ぎ、再 使用する場合には 洗濯をすること。 P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
ラットのLD50値として、2.0 mL/kg (比重0.98685を用 いて換算したLD50値:1,974 mg/kg、PATTY (5th, 2001);Smith H. F. et al.: J Ind Hyg Toxicol., 31, 60-62(1949)) との報告に基づき、区分4とした。
2017.11修正
H28-A-052, C-111A
硫酸クロム(Ⅲ) 10101-53-8 呼吸器感作性 区分1B 健康有害性危険 H334: 吸入するとア
レルギー、喘息また は呼吸困難を起こ すおそれ
P261: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーの吸 入を避けること。
P284: 【換気が十分 でない場合には、】 呼吸用保護具を着 用すること。
P304+P340: 吸入し た場合: 呼吸が困 難な場合には、空 気の新鮮な場所に 移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させるこ と。
P342+P311: 呼吸に 関する症状が出た 場合には、医師に 連絡すること。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
日本産業衛生学会許容濃度勧告では、クロム及びク ロム化合物は気道感作性第2群に指定されており (産衛誌 57 (2016))、GHS分類ガイダンス (平成25年 度改訂版) に従えば、区分1Aとなる。しかし、上記勧 告は、感作性分類基準 (暫定)(平成22年5月26日) に 基づき、疫学研究では必ずしも明確にされいない物 質として、新たにクロム及びクロム化合物が気道感作 性第2群に指定されており、区分1Aとするのは適切で はないと判断し、区分1Bとした。
区分1B 健康有害性危険 H334: 吸入するとア
レルギー、喘息また は呼吸困難を起こ すおそれ
P261: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーの吸 入を避けること。
P284: 【換気が十分 でない場合には、】 呼吸用保護具を着 用すること。
P304+P340: 吸入し た場合: 呼吸が困 難な場合には、空 気の新鮮な場所に 移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させるこ と。
P342+P311: 呼吸に 関する症状が出た 場合には、医師に 連絡すること。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
日本産業衛生学会許容濃度勧告では、クロム及びク ロム化合物は気道感作性第2群に指定されており (産衛誌 57 (2016))、GHS分類ガイダンス (平成25年 度改訂版) に従えば、区分1Aとなる。しかし、上記勧 告は、感作性分類基準 (暫定)(平成22年5月26日) に
基づき、疫学研究では必ずしも明確にされていない
物質として、新たにクロム及びクロム化合物が気道感 作性第2群に指定されており、区分1Aとするのは適切 ではないと判断し、区分1Bとした。
2017.10修正
H28-A-056, C-115A
ビス(クロム酸)水酸化 二亜鉛(Ⅱ)カリウム
11103-86-9 呼吸器感作性 区分1B 健康有害性危険 H334: 吸入するとア
レルギー、喘息また は呼吸困難を起こ すおそれ
P261: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーの吸 入を避けること。
P284: 【換気が十分 でない場合には、】 呼吸用保護具を着 用すること。
P304+P340: 吸入し た場合: 呼吸が困 難な場合には、空 気の新鮮な場所に 移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させるこ と。
P342+P311: 呼吸に 関する症状が出た 場合には、医師に 連絡すること。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
日本産業衛生学会許容濃度勧告では、クロム及びク ロム化合物は気道感作性第2群に指定されており (産衛誌 57 (2016))、GHS分類ガイダンス(平成25年 度改訂版)に従えば、区分1Aとなる。しかし、上記勧 告は、感作性分類基準(暫定)(平成22年5月26日)に 基づき、疫学研究では必ずしも明確にされいない物 質として、新たにクロム及びクロム化合物が気道感作 性第2群に指定されており、区分1Aとするのは適切で はないと判断し、区分1Bとした。
区分1B 健康有害性危険 H334: 吸入するとア
レルギー、喘息また は呼吸困難を起こ すおそれ
P261: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーの吸 入を避けること。
P284: 【換気が十分 でない場合には、】 呼吸用保護具を着 用すること。
P304+P340: 吸入し た場合: 呼吸が困 難な場合には、空 気の新鮮な場所に 移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させるこ と。
P342+P311: 呼吸に 関する症状が出た 場合には、医師に 連絡すること。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
日本産業衛生学会許容濃度勧告では、クロム及びク ロム化合物は気道感作性第2群に指定されており (産衛誌 57 (2016))、GHS分類ガイダンス(平成25年 度改訂版)に従えば、区分1Aとなる。しかし、上記勧 告は、感作性分類基準(暫定)(平成22年5月26日)に
基づき、疫学研究では必ずしも明確にされていない
物質として、新たにクロム及びクロム化合物が気道感 作性第2群に指定されており、区分1Aとするのは適切 ではないと判断し、区分1Bとした。
2017.10修正
H28-A-04-METI, M-020A
4-sec-ブチル-2,6-ジ -tert-ブチルフェノー ル
17540-75-9 急性毒性(経口) 区分外 - - - - ラットのLD50値として、4,800 mg/kg (CaPSAR (2010))
との報告に基づき、区分外 (国連分類基準の区分5) とした。
区分外 - - - - ラットのLD50値として、4,800 mg/kg (Screening
Assessment for the Challenge (Environment Canada & Health Canada、2010)) との報告に基づき、区分外 (国連分類基準の区分5) とした。
2017.12修正
修正内容一覧
物質ID 物質名 CAS番号 項目
修正前 修正後
備考
H28年度政府によるGHS分類結果 正誤表
分類結果 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 注意書き 分類根拠・問題点 分類結果 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 注意書き 分類根拠・問題点
物質ID 物質名 CAS番号 項目
修正前 修正後
備考
H28-B-001, C-001B
金属インジウム 7440-74-6 引火性液体 分類できな
い
- - - - GHSの定義における固体である。 分類対象外- - - - GHSの定義における固体である。 2017.10修正
H28-B-023, C-034B
ダイアジノン 333-41-5 皮膚腐食性/刺激
性
区分外 - - - - ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、わずかな
刺激性を示した (EHC 198 (1998)) との報告から区分 外 (国連分類基準の区分5) とした。
区分外 - - - - ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、わずかな
刺激性を示した (EHC 198 (1998)) との報告から区分 外 (国連分類基準の区分3) とした。
2017.10修正
H28-B-043, C-060B
シマジン 122-34-9 皮膚感作性 分類できな
い
- - - - モルモットの皮膚感作性試験でいずれも陰性を示し
(ACGIH (2016)、EPA RED (2006)、PATTY (6th, 2012))、ヒトのパッチテストでも感作性は認められな かったとの報告 (PATTY (6th, 2012)) があるが、いず れの情報も詳細が確認できなったため分類できない とした。ガイダンスの改訂に伴い、区分を見直した。
分類できな い
- - - - モルモットの皮膚感作性試験でいずれも陰性を示し
(ACGIH (2016)、EPA RED (2006)、PATTY (6th, 2012))、ヒトのパッチテストでも感作性は認められな かったとの報告 (PATTY (6th, 2012)) があるが、いず れの情報も詳細が確認できなかったため分類できな いとした。ガイダンスの改訂に伴い、区分を見直し た。
2017.10修正 ヒトに関する情報はない。
実験動物では、ラットを用いた13週間吸入毒性試験 において、区分1相当である4.5 ppm (ガイダンス値換 算:0.02 mg/L)で肝臓への影響 (肝細胞肥大)、血液 への影響 (脾臓の髄外造血亢進) (CICAD 56 (2003)、ACGIH (7th 2001)、DFGOT vol.9 (1998)、 IARC 63 (1995)、NTP TR384 (1993)、ATSDR (1992))、ラットを用いた11日間吸入毒性試験におい て区分1相当である2.9 ppm (ガイダンス値換算: 0.0021 mg/L) で呼吸器 (鼻甲介嗅上皮の菲薄化)、 132 ppm (ガイダンス値換算:0.097 mg/L) で肝臓 (肝 細胞壊死) の報告があり、マウスを用いた11日間吸 入毒性試験において同様に区分1相当の濃度で肝臓 及び呼吸器への影響が報告されている (環境省リス ク評価第13巻 (2015))。
ラットを用いた強制経口投与による90日間反復投与 毒性試験において、区分2相当の59 mg/kg/dayで肝 臓への影響 (胆管過形成、AST及びALT増加)、心臓 への影響 (心筋への影響、(AST増加)) が報告されて いる (CICAD 56 (2003)、DFGOT vol.9 (1998)、IARC 63 (1995)、環境省リスク評価第13巻 (2015))。ラットを 用いた強制経口投与による17週間反復投与毒性試 験において、区分1の範囲である8~16 mg/kg/day (90日換算:3.6~7.1 mg/kg/day) で血液系への影響 (ヘマトクリット値・赤血球数・ヘモグロビン濃度減少 等)、マウスを用いた強制経口投与による17週間反復 投与毒性試験において、区分2相当の63 mg/kg/day (90日換算:59.5 mg/kg/day) で前胃への影響 (前胃 の角質増殖と扁平上皮過形成)、呼吸器への影響 (細気管支の再生変性) が報告されている (CICAD 56 (2003)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.9 (1998)、 IARC 63 (1995)、IRIS Tox. review (2009)、NTP TR384 (1993)、ATSDR (1992)、環境省リスク評価第 13巻 (2015))。ラットを用いた強制経口投与による104 週間反復投与毒性試験において、区分1相当の3 mg/kg/dayで前胃への影響 (基底細胞及び扁平上皮 の過形成)、膵臓への影響 (腺房の限局性過形成)、 10 mg/kg/dayで腎臓への影響 (尿細管上皮の限局 性過形成) が報告されている (環境省リスク評価第13 巻 (2015))。
これらの所見のうち、前胃の変化については刺激性 に起因したものと考え標的臓器とはしなかった。 したがって、区分1 (呼吸器、肝臓、血液系、膵臓、腎 臓)、区分2 (心臓) とした。
P260: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーを吸 入しないこと。
P264: 取扱い 後...よく洗うこ と。
P270: この製品を使 用する時に、飲食ま たは喫煙をしないこ と。
P314: 気分が悪い 時は、医師の診断 /手当を受けるこ と。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
H372: 長期にわた る、または反復ばく 露による臓器の障 害(呼吸器、肝臓、 血液系、膵臓、腎 臓)
H373: 長期にわた る、または反復ばく 露による臓器の障 害のおそれ(心臓) 危険
警告
H372: 長期にわた る、または反復ばく 露による臓器の障 害(呼吸器、肝臓、 血液系、膵臓、腎 臓)
H373: 長期にわた る、または反復ばく 露による臓器の障 害のおそれ(心臓)
健康有害性危険
警告
96-18-4 特定標的臓器毒性
(反復暴露)
区分1 (呼 吸器、肝 臓、血液 系、膵臓、 腎臓)、区分 2 (心臓)
健康有害性 ヒトに関する情報はない。
実験動物では、ラットを用いた13週間吸入毒性試験 において、区分1相当である4.5 ppm (ガイダンス値換 算:0.02 mg/L)で肝臓への影響 (肝細胞肥大)、血液 への影響 (脾臓の髄外造血亢進) (CICAD 56 (2003)、ACGIH (7th 2001)、DFGOT vol.9 (1998)、 IARC 63 (1995)、NTP TR384 (1993)、ATSDR (1992))、ラットを用いた11日間吸入毒性試験におい て区分1相当である2.9 ppm (ガイダンス値換算: 0.0021 mg/L) で呼吸器 (鼻甲介嗅上皮の菲薄化)、 132 ppm (ガイダンス値換算:0.097 mhg/L) で肝臓 (肝細胞壊死) の報告があり、マウスを用いた11日間 吸入毒性試験において同様に区分1相当の濃度で肝 臓及び呼吸器への影響が報告されている (環境省リ スク評価第13巻 (2015))。
ラットを用いた強制経口投与による90日間反復投与 毒性試験において、区分2相当の59 mg/kg/dayで肝 臓への影響 (胆管過形成、AST及びALT増加)、心臓 への影響 (心筋への影響、(AST増加)) が報告されて いる (CICAD 56 (2003)、DFGOT vol.9 (1998)、IARC 63 (1995)、環境省リスク評価第13巻 (2015))。ラットを 用いた強制経口投与による17週間反復投与毒性試 験において、区分1の範囲である8~16 mg/kg/day (90日換算:3.6~7.1 mg/kg/day) で血液系への影響 (ヘマトクリット値・赤血球数・ヘモグロビン濃度減少 等)、マウスを用いた強制経口投与による17週間反復 投与毒性試験において、区分2相当の63 mg/kg/day (90日換算:59.5 mg/kg/day) で前胃への影響 (前胃 の角質増殖と扁平上皮過形成)、呼吸器への影響 (細気管支の再生変性) が報告されている (CICAD 56 (2003)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.9 (1998)、 IARC 63 (1995)、IRIS Tox. review (2009)、NTP TR384 (1993)、ATSDR (1992)、環境省リスク評価第 13巻 (2015))。ラットを用いた強制経口投与による104 週間反復投与毒性試験において、区分1相当の3 mg/kg/dayで前胃への影響 (基底細胞及び扁平上皮 の過形成)、膵臓への影響 (腺房の限局性過形成)、 10 mg/kg/dayで腎臓への影響 (尿細管上皮の限局 性過形成) が報告されている (環境省リスク評価第13 巻 (2015))。
これらの所見のうち、前胃の変化については刺激性 に起因したものと考え標的臓器とはしなかった。 したがって、区分1 (呼吸器、肝臓、血液系、膵臓、腎 臓)、区分2 (心臓) とした。
P260: 粉じん/煙 /ガス/ミスト/蒸 気/スプレーを吸 入しないこと。
P264: 取扱い 後...よく洗うこ と。
P270: この製品を使 用する時に、飲食ま たは喫煙をしないこ と。
P314: 気分が悪い 時は、医師の診断 /手当を受けるこ と。
P501: 内容物/容 器を...に廃棄す ること。
2017.10修正 1,2,3-トリクロロプロパ
ン H28-B-038, C-050B
区分1 (呼 吸器、肝 臓、血液 系、膵臓、 腎臓)、区分 2 (心臓)